発酵デザイナーの小倉ヒラクさんの著書、『発酵文化人類学』
かなりコアだけど、菌の世界というわかりづらいものをわかりやすい例えで説明しています。発酵の本質を理解できる本です。
主に日本における発酵について、糀、酒、味噌、しょうゆ、すんき、くさや、ヨーグルトなど発酵を知ることができます。
この本以外にも発酵を学ぶ科学的な本を読みましたが、高校理解赤点の私にはお手上げでした。この本は非常にわかりやすく書いてあるので
文系の私でも最後まで読めました。発酵とは何なのか学ぶ導入の教科書として、おススメです。
小倉ヒラクさんといえば、最近JR東海や東海地区の醸造所、酒蔵、飲食店と協力して、発酵文化を体験してもらう旅"発酵ツーリズム東海"を開催されたばかり。
うまみの聖地巡礼、私も巡りたいなと思っています。
『発酵文化人類学』
著者:小倉ヒラク
ISBN978-4-04-109291-0
定価:880円